体調が悪くなるのはなぜ?・・・「気滞」編

今年の冬は暖冬傾向と言われていますが、やはり朝は冷たくなってきました。

お体の調子はいかがでしょうか?

寒くなると腰痛や肩こりなど普段からの痛みが一層強くなってきます。

でもそれはただの冷えや疲労が原因でしょうか?

今回は少し東洋医学的な見地から大雑把ではありますが本日から数回に分けて痛みの発生について説明させて頂きます。

今回は「気滞」です。

「気・血・水」は人間の生命活動に必要な3つの要素です。

その中で気と言うのは「体のエネルギー源であり、体の各機能を動かしつつ、血液や水分の流れをスムーズにし、新陳代謝を促す働き」を持っています。その「気」が滞ることを「気滞」と言います。体をめぐる気が体のウィークポイントでとどまってしまうと、腰なら腰痛、肩なら肩こり、膝なら膝関節の痛みのように様々な所で痛みが出てしまいます。

気滞の原因で一番多いのは「ストレス」で二番目は「運動不足」です。(やりすぎもダメです)

気滞は肉体的にも精神的にも緊張しますが、症状としてはそれほど重くはありません。

患部を温め軽いマッサージをしたり、また気分がリラックスして軽くなるようなアロマを焚いたり、

軽い運動をして汗を流したりすると緊張がほぐれ症状が軽減します。

腰を少し捻った等の程度の軽いギックリ腰や朝起きた時に首が回らないなどの寝違いの症状も見られますがギックリ腰や寝違いは、

もともと気滞があるところに、たまたま腰や背中に不自然な負荷が加わることがトリガーとなって発症することがあります。

これらは普段から気滞を取るように治療していれば予防できます。

気滞の症状がある時は、肝の疏泄の働きが弱まっていることが多く情緒が不安定になるので、

感情・情緒と密接に関係する「肝臓」に関するツボに対して施術していきます。

肝兪

合谷

後渓

 

百会

行間

太衝

内関

など。

 

次回は体をめぐる「水」が滞ってしまい更に「気滞」を悪化させてしまう「痰湿」についてです。